undulation

主にイベントで感じたうねりをログに残す場所

安野希世乃 1stミニアルバム「涙。」リリース記念イベント ~ちいさなひとつぶの涙。~ in 大崎

表題のイベントに参加してきました。
記憶にある限りのうねりを文章にしておきます。
短くまとめ・・・ることは出来ませんでした。

1stミニアルバム「涙。」

近年、声優として更に忙しそうに活躍されている安野希世乃さん。
そんな安野さんのソロアーティストとしてのアルバムが発売されました。

リリースイベント

そのアルバムのリリース記念イベントの一発目。
ゲートシティ大崎開催の回に参加してきました。
本日は7月29日(土)です。
本当にアルバムが発売されたばかりのタイミングです。
行くしか無いじゃない。

観覧自由のイベントですが、優先観覧スペースあり。
アルバム封入のイベント券で、整理番号券に引き換えできます。

当日8時から配布されるので、早起きして引き換えに行きました。
建物が開く7時ちょうどくらいに行ったのですが
その時点で、既に軽く100人以上は並んでいて驚きました。

無事に確保して番号は120番台。そこそこです。
同行者は20番台後半でした。
これが強いイベンターと弱いイベンターの実力差か!

イベント会場

ゲートシティ大崎のアトリウム。
食事や休憩に利用する、解放感のあるスペースです。
イベントが始まる少し前に、ステージのほぼ真上から撮りました。

手前側にステージが設営されています。
椅子が19脚×4列が置いてあります。
整理番号の先頭76人の選ばれし者たちが座れる席です。
私は当然座れません。まあいいけど!

横のテーブルに座りながら、ゆったり眺めるのも良さそうです。
アルバムの雰囲気にも合っている気がします。

イベントリハ

会場待機していると、13時くらいからリハが始まりました。
2曲ワンコーラス披露と、開幕の舞台上がるところのチェック。
曲が流れ始めて舞台上がるところで、何かミスったらしく笑いに包まれてました。

少しマイクを取って、まだリハですよ~とひとことふたこと。
下手側から抜けていってリハ終了。
本番前の予期せぬ癒しタイムになりました。

その後、整理番号順に列形成して開場。
椅子が並んでいる後ろの立ち見スペース。
2列目の中央あたりを確保できました。
近くて全体を見渡せる、ほぼ理想的な位置です。

14時を少し過ぎたところで、遂に始まりました。

1曲目「I remember」

曲が流れ始め、安野さんが舞台に上がってきます。
今度の入りは完璧でしたね。

この曲は本当に安野さんの高音を気持ちよく聴かせてくれます。
作曲はワルキューレGIRAFFE BLUESでおなじみのh-wonderさん。
あの曲も高音の伸びを活かす作りですが、今回も良い曲を作ってきています。
今回は音響的に少し厳しかったですが。

安野さんのライブの動きの方も観ていると
サビの手を振った〜、手を振るから〜のところでワイパーで振り付けしたり。
ノースリーブの衣装だ、いけない!
とか思ってごめんなさい。

1曲目終わってMCです。
「ようこそお越しくださいました。」と丁寧な挨拶。
今回のリリースイベントについて話し始めます。
安野さん自身、ゲートシティ大崎に来るのは初めてで
自分もスタッフも、お客様がこんなに来ると思わなかったと驚きを表します。

衣装について話が移ります。
今回のリリースイベント用に、涙をイメージした衣装をマネージャーさんと選んだエピソードについて話します。
ノースリーブで、一見してローブ(?)のようなデザイン。
このあたりは後で上がってくる写真を観たほうが早そうです。

最初、ヒラヒラさせたまま着ていて
まるでマサイ族というか部族のような感じになっていたと笑い話をします。
ベルトで留める形にしたらしっくりきたと話す安野さん。
どんな状態なんだ。

今日着けている涙型のイヤリングは、声優で同じ事務所の安済知佳さんにプレゼントされたものと嬉しそうに語ります。

自身の紹介が無いなと不思議に思っていましたがここで。
「声優の安野希世乃ですと挨拶するところですが、皆さんご存知の方ばかりのようですね。」
周りを見渡すと、たしかに既に空気が出来上がってる人類ばかり。
でも、そうじゃない雰囲気の方もちらほら見えます。

安野さんから1曲目の話について。
「I remember」はアルバムの中でも1曲目になっていますが、
レコーディングしたのもこの曲が最初でした。
そして、今回皆さんに披露したのもこれが1曲目です。
様々な意味で、始まりの曲である事を強調しています。

MCの最中、周りに手を振る安野さん。
突然、垂直飛び!と言って、ピョンピョンし始めて後ろの方に手を振ったり。
テンションの高まりを感じます。
これはあれです、かわいい。

お水美味しい?という、もはや化石のような呼びかけが入るも
これにも笑顔で答える安野さん。
「現実にお水美味しい?って呼びかけあるんですね」と驚きます。
この全方位に投げかける秀逸なコメントよ。
私ひとりで感心してました。

13時のリハーサルの話も少し。
I rememberで舞台入りする時に、ずっこけてやり直した話を恥ずかしそうに。

今回のミニアルバム「涙。」の制作の話について。
マクロスΔワルキューレというユニットをやっていて、
同じプロデューサー、作曲陣で制作している。
東名版、横浜アリーナでライブをやらせてもらった。
ワルキューレ充という表現をしてましたね。
ワルキューレではへっぽこリーダーでみたいなことを笑って仰ってました。
そんなことないよ!

マクロスΔでは、カナメ・バッカニアという役で出演していると紹介。
その流れで、次の曲について話が進みます。
おや・・・これはもしや?と期待が高まってました。

2曲目「AXIA~ダイスキでダイキライ~」

マクロスΔ ワルキューレカナメ・バッカニアメインの曲です。
ミニアルバム「涙。」との繋がりでいうと
私がアルバム最強と目する「さよならソレイユ」と同じ方の作曲です。

ここの歓声が物凄かったです。
私も思わず声を出してしまいました。
我らがリーダー、カナメ・バッカニア22歳!
一瞬でそこにカナメ・バッカニアが降りてきて歌い上げる。
最後のゆっくりと含めるような「ダイスキでダイキライ」に感じ入りました。

ワルキューレ横浜アリーナ公演ぶりに聴きました。
もう聴ける機会は無いかなと思っていたところに嬉しかったです。
来てよかった!

会場からチラホラとカナメさーん!やメッサー!の声が。
やはり、声優は作品との絡みで力を発揮しますね。

そのまま流れるように次の曲。

3曲目「悲劇なんて大キライ」

前曲のAXIAの歌詞の終わりがダイスキでダイキライなので、
少し繋がりのある曲の様に感じました。

この曲は曲調もそうですが、ライブ的な意味でも動きのある曲になってました。
始まる前にハンカチを持ってる人は振ってねと安野さんのお願い。
初回版のアルバムに封入されていたアレです。

サビで振り回したり、Get Backのところで曲に合わせて振り上げたり。
ライブの盛り上げ役、特攻隊長のような曲でしょうか。
私もアルバムは持ってきていたのですが、ハンカチは開封してませんでした。
バッグをガサガサやるのも、目を切ってしまうのも憚られたので無しで参加。

終わったあとのMC。
インタビューやラジオ等の場所でハンカチを使う曲をやりたいと言っていて
みんな持っててくれてうれしかったとのこと。
…も、申し訳ございませんでしたぁ!

今回のリリースイベントの前は子鹿のようにプルプルと震えていて
横アリに立つより緊張したとのこと。
※2017年1月のワルキューレ 横浜アリーナ公演

4曲目「ちいさなひとつぶ」

最後の曲はアニメ「異世界食堂」タイアップのED曲。
タイアップ曲ですが、今回のアルバムのコンセプトにしっかり合ってます。
聴き心地が良くて、テーブル席で参加してたら思わず寝そうなくらい。

終わった後のMC。
安野さんが最新話のあらすじ(?)を語られていて
ほっこりする作品なので、まだ観ていない方はぜひと紹介してました。
その"観ていない方"にあたる私でした。ごめんなさい。
なので、単純にアルバム曲として向き合ってましたね。
録画はしてあるので、このあと観ることにします。

今後の告知

最後に、観客側を背にして写真撮影。

撮影後、座ったまま前を向いて丁寧にお辞儀。
「ふつつか者ですが、よろしくお願いします。」 を地でいく挨拶の仕方でした。
一体何の挨拶なんだ・・・少なくともリリイベじゃない。
よろしくお願いされた過ぎる。

そして「こんなに集まってくれて私は幸せもの」と仰っていました。

今日の大崎も含めてリリースイベントが明日も秋葉原であること。
東京の他に名古屋、大阪でも実施することを告知。

ここで安野さんからさらに告知。
「少し気が早いけど、11月11日のポッキーの日に単独ライブを昼夜開催でやります!」 観客から少し笑いが入る。
「あ、ポッキーの日で笑われるんですね」
と不思議そうにしてました。
観客は微笑ましくて笑っていたのかなと。

ミニアルバム「涙。」を買った人に来て貰いたいと仰ってました。
そのためのアルバム封入の優先申込券ですね。
申込みは8/12迄。早く買いに走れ!

今回のセットリストについてですが
オリジナル2曲、アニメ関連2曲(マクロスΔ異世界食堂
声優とソロアーティストのバランスを感じる配分でした。

ミニアルバムは7曲。
ソロでライブをやるには少し心許ない。
今回、アルバム外のAXIAが入っていましたが
アルバムの空気感からそんなに外れていない感覚を持ちました。

少し"期待"をしても良いんじゃないかなと。
期待が現実になって、頭を抱えるイメージが少しでも浮かんだ人は
1stライブ申し込んでおきましょう。
そして、"泣け"!

お渡し会

この時点で14時40分位。
このあとはポスターお渡し会です。

私は120番台なので、お渡ししている安野さんを見守りながら待ちです。
ステージ上でポスターを渡して貰い、一言二言会話ができる程度。
100人ずっと良い笑顔で対応されてました。素敵。

ようやく私の番が回ってきました。

挨拶をしてポスターを受け取りつつ
私「涙。素敵なアルバムでした。」
安野さん「ありがとう〜」
私「作詞のごちゃごちゃモンスター好きです」
安野さん「ごちゃごちゃモンスター///」
と、笑いながら照れる、安野さんがとても素敵でした。

あくまでお渡し会なので、そこで挨拶して終わり。
本当に素敵な笑顔とオーラを放つ方ですね。
あの空気感に直に触れられて良かったです。

このお渡し会、アルバム封入のイベント券があれば何周もできます。
同行者は3枚持っていたので、3周を完遂すべく向かいました。
私は1枚しか持っていなかったので待ち。
聞くところによると、イベント券30枚近く持ってる人も居たそうです。
石油王の縁者かな???

私が1周終わったあと列を確認したんですが、なんというものすごい行列…
安野さんは水を補給しつつ、笑顔で丁寧な対応を続けてます。

折角なので、終わりまで見届けることにしました。

ポスターの在庫切れがちょうど17時。
安野さんが少し疲れの見える笑顔で、ファンに向けて御礼の挨拶してました。
残っていたファンはお疲れ様!と心から声をかけてました。
退場する安野さんを見送って、本当にイベント終了です。

いや本当にお疲れ様です。
ほぼ、2時間半近くぶっ続けのお渡し会。
最終的に700~800本くらいポスター配ってたんじゃないでしょうか。

まとめ

フリーで観覧できるリリース記念イベントでしたが、
満足度の高い素晴らしいイベントでした。

楽曲と安野さんの高い歌唱力で、声優アーティストとしてのポテンシャルを。
トークとお渡し会で、その優しい空気と人柄が充分に伝わってきました。
安野希世乃」という声優でありアーティストを、これからも見守っていきたくなりました。

最終的に小学生並みの感想に落ち着きます。
本当に良かったです。楽しかったです。
1stライブ本当に楽しみだなぁ。