ケロQ&枕LIVE2017 追加公演
表題のライブに参加してきました。
文章書くの久しぶりですが、感じたことを残しておきます。
ケロQ/枕
アダルトゲームブランドのひとつですね。
所謂、エロゲというジャンルです。
18禁ゲーム!というと敬遠される方多いですが、
文章に対する様々な制約を、最大限取り払った形で作られた物語は
本当に面白いものが多いです。
10年前くらいにH2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-をやった記憶があって
去年、サクラノ詩⇛素晴らしき日々を続けてプレイしました。
特に、私の琴線に抉りこむように触れていったのがサクラノ詩。
随分沈み込んでプレイしました。
去年の事ながら、社会生活に結構な支障をきたした気がします。
感覚的には、某冬の2作目のゲームをプレイした時くらいの衝撃。
今回、そのブランドを冠した音楽イベントが開催されました。
バンドの皆さんとケロ枕キャラのコラボ絵(?) #ケロQ枕ライブ pic.twitter.com/ZwxEmNglyF
— 基4 (@moto4_koinu) 2017年7月12日
ちょうどプレイし終わった時期にライブの発表があったので、
これは参加しておかなくてはいけないなという気持ちでした。
初台公演は残念ながらチケットが手に入らなくて参加できず…
追加公演も完売していたんですが、運良く譲って頂いて参加できました。
本当にタイミングが良かった。
ありがとう在りし日。
前置きはこのくらいで。
ライブで感じたことを文章に残しておきます。
特に印象に残ったシーンについてぽつぽつと。
多分、浅瀬の感想になりますが。
セットリスト
はなさんが上げてくれてますね。
櫻ノ詩の字が可愛い。
セトリでございまっ! #ケロQ枕ライブ pic.twitter.com/rovVgwc6gL
— はな@コミケ1日目ほ11b (@hana_usa) 2017年7月22日
開演前~開演
開演前のアナウンスに聞こえてくるのは夏目圭。
時々、救世主様(間宮卓司)でお届けしてました。
彼の声、久々に聴きましたね。
気付けばいつの間にかコール&レスポンスの流れになっていて
モン・パナッシュ!!!とか叫ばされていた気がします。
私はまだ飛び降りないぞ。
これは初台の時からの流れなんでしょうか?
観客もまだテンションが上がりきっていないのか、
若干ついてこれていない印象でした。
いよいよライブ開幕。
- いきなりあなたに恋している
- 向日葵の教会と長い夏休み
この2作品未プレイだったので初見の曲でした。
良い曲が多かったので機会があればプレイしたいですね。
Pica pica
はなさんは一度交代してピクセルビーのターン。
聴きたかった曲のひとつです。
III章 PicaPica
鳥谷真琴ルートのエンディング曲。
ピクセルビーのお二人は初めて観たのですが
monetさんの歌唱力に驚かされました。
音源レベル、と表現してしまうとあまり良くないですが
そのレベル感と透明感をキープしつつ、生の臨場感。
特に自分がこの曲で好きな「カササギ 天球をまたぎ」のフレーズ。
完璧です。イメージを超えてきてました。
多分この時、自分は満面の笑みだったと思います。嬉しかった。
在りし日のために
「ありがとう在りし日」の言葉から始まります。
嬉しくて、思わず下を向いて感じ入っていました。
曲の入りは少し難しそうでしたね。ライブっぽいです。
今日はこの曲を聴きに来た、と言っても過言じゃないです。
おそらく、ブランドを冠したライブでないと一生聴くことができない曲。
言葉選びが素敵な曲です。
数ある曲の中でも、在りし日のためにのギターソロが一番好きです。
後のMCで演奏陣もっと前に出ていいよと言われてて、
この曲でこそ実践して欲しかったなと。
この直後に「ありがとうね 雫がくるしみ~」 というワードが入ってくるので、感情が落ち着く暇が無かったです。
曲終わりの歓声は、ここまでで一番でした。
ありがとう在りし日。
ZYPRESSENの花束~夜の向日葵
ピアノの入りが本当にきれいですよね。
最初、ZYPRESSENのシナリオをプレイした印象もそうでした。
ここはただ、ZYPRESSEN思い出しつつ聴いていた気がします。
糸杉はこの後、向日葵に変わってました。
吸い込まれるようなイントロというと表現がアレですけど
そうとしか形容できない位に、弾き始めた時から静謐な空気ができてました。
曲始めのちょっとした歓声もすぐに置き去って。
素晴らしき日々の劇中曲。
いや、ただただ驚いたなと。
演奏してるキーボードのおはるさん。
ライブの途中でも隙あらば光る棒振ってたりして
本当に楽しそうに演る方だなぁと思って見てました。
私は初めましてだったんですが
めいくめりー
という音楽ユニットで活動されているそう。
何に驚いたかというと、そのただ事じゃない情感の込め方です。
結構色んなライブを観に行ってる方だと思いますが
ここまで入り込んで弾いている方は初めて。
曲を弾き終わったあと、世界に入り込みすぎていたのか、
頭を横に振って、なんとか現実に戻って来ていた様に見えました。
3分弱の曲でどこまで行ってしまっていたのか。
橘希実香に救われて欲しいですね。
時系列は飛びますが、深く曲に入り込んでいた理由の一端について
アンコール明けのMCで話をされてました。
前回の初台公演(6/24)後から、素晴らしき日々をプレイしてクリアしたとのこと。
2週目に入るみたいな事を仰ってて感心しました。
ゲームをプレイして1ヶ月の新鮮な状態。
シナリオに入り込みすぎたアーティストの演奏。
中々観られるものじゃないです。
情感を込めすぎるのも良し悪しだと思うんですが
私の感情は良しと告げてました。
贅沢を言えば、初台公演と今回の下北沢公演。
この演奏の違いを感じたかったです。
有識者どこかで違いについて言及してくれたのむ。
サクラノ詩のBGMも好きな曲が多いので
「夜空は奏でるだろう」や「花弁となり~」の2曲
あたりを弾いて欲しかったなと。
曲の配置を考えてみると難しいですが。
空気力学少女と少年の詩
天使の科学。空気力学。
この曲のイントロの疾走感は相変わらず良い。
つい天井があるのに上を見上げてしまいました。
生バンドで映える曲だなあ。
はなさんも「見上げる世界で」のところで見上げる動きをつけてたり。
櫻ノ詩
イントロのピアノを聴くだけでこの日一番の笑顔だった。
おはるさんありがとう。
弾いてる方もすげー笑顔なんですもん。
これがまさに音楽だよ。
感想のほとんどイントロって言ってますが
松本文紀さんはいきなり絶命させにくる曲が多いです。
もっとやってほしい。
途中から観客のコールが入ってきて
キーボードが埋もれてしまうのが残念だったな。
ライブはそういうものだから仕方ないですが
ここは静かに音に身を任せて聴いていたかった。
(普段コールしてるライブに土下座しながら)
OP映像と合わせて聴いた時の衝撃に負けてませんでした。
アンコール明け
ここでも天の声ならぬ夏目圭いや救世主様の声が。
銀河鉄道に乗せられてる模様。
そしてまたもモン・パナッシュ!!!
ここで出てきたのがなんとSCA-自さん。
もちろん初めて観ました。
これがあのシナリオを生み出した人類・・・
と、アンコール明けひとりで戦慄してました。
登場していきなり、観客からSCA-自が悪い!の声がかかる。
これからやるネタ潰すな!と怒ってて笑いました。
3回くらいSCA自が悪い!コールを繰り返してて
エリクサー投与されすぎたのか寝てないのか。両方か。
サクラノ刻の発売時期について、発表するつもりだったらしいですが
ここで来年とか言質とるのやめようぜ!みたいな結論になって笑いました。
奇跡担当。何とかしてほしいですね。
まとめ
ポイントを絞ってのつもりが、随分と長文でまとまりのない文章になってしまいました。
どういう人からあの音楽が生まれてくるんだろうと
本当に気になっていた松本文紀さん。
個人的にはこのあたりが収穫でした。
MC振られると「大丈夫です」でかわしていく立ち回り。
ライブでは言葉じゃなく音で、語りすぎるくらいに語ってました。
本当に大丈夫だった。素敵な方ですね。
ゲーム音楽イベントは素晴らしいです。
作品に沈み込む程、生の音楽と浮かんでくるシーンが相まって感情を刺激されます。
こういうイベント、現場に立ち会える事に幸福を感じます。
今後もこういうLIVEに立ち会えるといいなあ。